草の根の 母親運動を 大きく !

昨日 開かれた 第57回 滋賀県母親大会は、草の根の母親運動をさらに大きく広げようと呼びかける 「 大会アピール 」 を 採択しました。


第57回 滋賀県母親大会アピール

 県内各地から ご参加のみなさん、

第57回滋賀県母親大会は、ここ近江八幡市立八幡小学校において、多くの参加を得て開催しました。

 母親大会は、 ヒロシマナガサキ、 そして第5福竜丸と、 3度の核兵器の犠牲にされた日本から始まりました。

 今年3月の東日本大震災から7ヵ月が過ぎ、 多くの被災者の生活困難が続くなか、

避難所が閉じられ 、新しい困難が広がっています。

東京電力福島発電所原発事故は、 広範囲の地域への放射能汚染による、 子どもたちへの健康被害や、 農産物・水産物への不安は、 はかりしれません。

 9月19日、 東京で開催された 「 原発さよなら集会 」 には、 全国から 6万人が集まりました。

滋賀県でも、 放射能の学習会や関西電力への要請行動がおこなわれ、 原発なくせの世論は 広がっています。

 また、 県立高校の再編計画では、 17自治体から意見書等が出され、 撤回を求める署名は 5万筆を超え、 白紙にもどせとの要請が くりかえしおこなわれてきました。

その結果、 10月12日の県議会では、 「 ……少なくとも 今後1年以上の時間をかけ、 更に慎重な検討とともに 生徒や県民への説明、 理解を十二分に得るよう、強く求める。 」 として、

「 県立高等学校の再編に関する決議」 が、 全会一致で 採択されました。

 主権者である私たちは、 日本の宝 ・ 世界の宝である日本国憲法を守って、 被災された方々と手を取り合い、

平和と子どもとくらしを守る、 草の根の母親運動を さらに大きく広げていきましょう。

生命を生みだす母親は  生命を育て  生命を守ることを のぞみます

    2011年 10月 30日 

           第57回滋賀県母親大会