2年続きで 年金切り下げ

時事通信は12月6日、次のニュースを配信しました。

小宮山洋子厚生労働相は 6日の 閣議後記者会見で、 2012年度の公的年金支給額を 引き下げる考えを 表明した。

今年の物価下落分を反映し 0.2% 〜 0.3% 引き下げる見通しで、 実現すれば 2年連続となる。

公的年金は、 物価の変動に合わせ支給額を改定する 「 物価スライド 」 を導入している。

11年度支給額は 国民年金で 月額 6万5741円、 厚生年金で 同 23万1648円 ( 標準的な 夫婦2人世帯 )。

物価スライドを適用すると、 12年度は ともに 月 数百円程度の 減額になる。


今、高齢者は、政府の資料でも 単身世帯で 年収50〜100万円未満が もっとも多く、

150万円未満が 半数以上であり、税や社会保険料の増額で、使える年金は 減少の一途をたどっており、 年金額を引き下げる状況には ありません。

高齢者の生活実態と かけ離れた 「 消費者物価指数 」 とやらを口実に、 年金支給額を切り下げるのは 許せません。

年金制度改悪反対の署名で、 反撃するしかありません。