国民春闘滋賀県共闘会議が発足

滋賀県労連FAXニュース」 によると 12月26日、 国民春闘滋賀県共闘会議が結成され、 春闘がスタートしました。

国民春闘滋賀県共闘会議は、次のように 参加を広く呼びかけています。

 今年 3月11日の 大震災と原発事故に続く、 異常な円高によって 労働者の賃金は抑えられ、 いまなお 雇用不安と失業、貧困が広がり、 暮らしは 深刻となっています。

大企業が リストラや生産拠点の移転などによって 利潤を確保し続けていることとは 対照的です。

 2012年春闘にあたっても 財界は、 震災や円高を逆手にとって、 「 企業の成長を通じた経済成長こそが 雇用を生み、 国民の生活を豊かにする 」 など、

すでに破たんした 「 成長神話 」 に しがみつき、 大企業への富の偏在を さらに 進めようとしています。

 こうしたなかで、 内需拡大の雇用確保と賃金の大幅引き上げを求めるたたかいが 重要となっています。

また、 非人間的な働き方をつくりだす派遣労働をなくすための 法の抜本改正など、

人間らしい雇用と生活の安定をはかる 「 ルール 」 を つくる運動が 重要となっています。

 私たちは、 2012春闘のたたかいと 労働運動を 前進させる立場から、

労働組合間の所属の違いを超えた共同を広げる、 緩やかな運動体としての 国民春闘滋賀県共闘会議を、

2011年 12月 26日 に 発足させました。

そして、 この運動の流れを大きくして 要求実現を はかる立場から、

趣旨に賛同いただける労働組合の参加を 広く 呼びかけるものです。