年金者組合員が 大阪から東京まで 行進!

近畿 6府県の 年金者組合員が 東京までの行進に 取り組みます。


少年に夢を 青年に雇用を 障害者に光を 高齢者に安心を

 命かがやく社会を願う年金者組合の行進

      (略称・かがやけ命の行進)

呼びかけ 

 軽んじられる命

 揉踊される人間の尊厳

 国民いじめの悪政に怒りが 渦巻いています。

 とりわけ、 私たち高齢者に対しては、 世代間格差を口実にして 「 逃げ切り世代 」 などと 悪罵し、

年金引き下げ、 医療の改悪、消費税の引き上げまで 呑みこめと 迫ってきています。

 戦前戦後、 苦難の時代を生き抜いてきた高齢者が、 もう そんなに長くない 「 退場」 を 目前にして、

人間としての尊厳を 踏みにじられようとしている ”今日” の あり姿を前に、

このままでは 死ねないという 強い思いに かられます。

 踏みにじられているのは 高齢者だけでは ありません。

「 先進国 」 と いわれる国の中で、 世界ワースト2、 16%を超えた貧困率、 208万人を突破した生活保護

戦後最悪と言われる新卒者 ・ 若者の雇用、 207万世帯といわれるワーキングプワー、 児童虐待、 13年連続で 3万人を超えた自殺者、

600万人を優に超えていると推計される 「 買いもの難民 」 等々、

99%の国民が 国の悪政に 苦しめられています。

 私たちは、 憲法が定める 「 すべて国民は、 健康で文化的な最低限度の生活を いとなむ権利を有する 」 とする、 国民としての生きる権利を 声を大にして 主張します。

そして、 「 国は、 すべての生活部面について、 社会福祉社会保障 及び 公衆衛生の向上 及び 増進に努めなければならない 」 という、 国の責務を まっとうするように 求めます。


 私たち 全日本年金者組合 近畿ブロックは、 開会中の国会に向けて、 私たちの願いをとどけるために、

「 命かがやく社会を願う年金者組合の行進 」 、 略称 「 かがやけ命の行進 」 に とりくむことを 決定しました。

5月24日 大阪を出発し、 6月14日に 東京に到着するという 約3週間の行進です。

 このとりくみは、

「 税と社会保障一体改革 」 と 称して、 さらに税金を負担してください。

年金引き下げに 堪えてください。

医療 ・ 介護 ・ 福祉切り下げ、 消費税の引き上げは やむを得ないことなので 我慢、 協力してください。

などと 国民に耐えがたい苦難を強いる政治に対する 私たちの抗議です。

 そして、 人間らしく生きたいという ささやかな願いをも、 ぐちやぐちやにしようとする政治を、 力を合わせて 変えましょうという、年金者組合としてのメッセージです。

 踏み出さなければ 何も起りません。

 一歩で いいのです。

声に出すだけで いいのです。

自分にできる一歩を 踏み出しましょう。

 そして、 「 かがやけ命の行進 」 1歩でも 2歩でも  ともに 歩きましょう。


全日本年金者組合近畿ブロック

 大阪府本部 執行委員長 松井幹治

 京都府本部 執行委員長 山崎 彰

 滋賀県本部 執行委員長 谷 悦男

 奈良県本部 執行委員長 藤垣全弘

 兵庫県本部 執行委員長 岡本毅一

 和歌山県本部 執行委員長 中谷吉治