「 右手に 署名用紙、 左手に 加入用紙を持って ! 」
全日本年金者組合は 3月22日 ・ 23日に開いた中央執行委員会で
10万を超えた組織の力で、 年金引き下げ ・ 消費税増税を許さない運動を 推し進め、
その運動の中で、 組織をさらに大きくする 「 春の拡大月間 」 を 成功させようと、次のような方針を決定しました。
野田民主党政権は、 社会保障切り下げ ・ 消費税増税を基本とする 「 一体改革 」 を、
「 社会保障の安定化と充実 」 のためと 国民を欺き、 強引に 推し進めています。
年金については、 総務省物価指数に基づき12年度年金の0.3%切り下げを 早々と 決定、
さらに 消費税増税分を年金財源に先取りする交付国債の発行と、
年金を2.5%切り下げる法案を 今国会に 提出しました。
日本経済の状況を いっそう深刻化させる消費税増税、
TPP協議への参加、 何ら安全が確認されないままでの原発再開、 米軍基地問題など、
日本の経済 ・ 平和、 国民生活を危機的状況に落とし込む、 大企業、 アメリカいいなりの反国民的政治を、 これ以上 許しておく訳にはいきません。
年金者組合の運動以外にも、 保育園を守れ 、医療制度改悪ノーなど
「 一体改革 」 反対の運動は 大きく広がっています。
TPP反対、 原発ゼロを目指す運動は、 いまだ かつてない広がりをもった運動として とりくまれています。
どん底に追い詰められている、 いまの日本の状況のなかで、 未来への展望を切り開こうとする、 共同の力も 大きくなってきています。
歴史の転換点に、 私たちは立っています。
私たちの運動の場は、地域です。
高齢者の孤独死、 餓死などの いたましい報道が 相次いでいます。
地域の高齢者とのつながりを いっそう拡大 ・ 密にし、 そのつながりを活かした活動を すすめることが、
いまの閉塞状況を、 地域から明るく大きく変えていくことになります。
この確信が、 総合6カ年計画の基本です。
10万を超えた組織の力が、 年金引き下げ ・ 消費税増税を許さない運動を推し進め、 その運動が 組織を さらに 大きくします。
総合計画 第1年 、この発展のスパイラルを!
従来、 日常的に 「 仲間づくり 」 を行って前進をしてきましたが、
今後、 組織拡大月間では 「 飛躍する 」 ために 力を一段と 集中して拡大目標を達成し、
飛躍を勝ちとるために 今後は 「 月間 」 中は 「 組織拡大月間 」 と 意識的に呼称し、 取り組みを 強化することとします。
常時、 仲間づくりを 強化すること当然です。
さあ、 右手に署名用紙、左手に加入用紙を持って、 地域に、 街に 足を踏み出しましょう!