今年の 日本高齢者大会の 講演は、 田辺鶴瑛さん
今年10月10日と11日に高松市で開かれる 「 日本高齢者大会 」
11日の記念講演は、 「 介護講談 」 が 逸品の 田辺鶴瑛さんに決定。
田辺鶴瑛さんのプロフィールを紹介しましょう。
昭和30年11月22日 北海道函館市生まれ。 地元小中学校卒業。 札幌藤女子短期大学別科卒業。
19歳のとき 母が死亡。 心の空白を埋めるため インド ・ インドネシア ・ 沖縄に 旅立つ。
帰国後、 陶芸家、 彫刻科助手、 女優を日指すも、 成就せず 断念。
夫と出会い 結婚、 出産、 子育ての後、 義母が倒れ 3年間の介護。
義母の死後、 平成2年9月、 夢の中に 田辺一鶴氏 が 現れる。
一ケ月後、 新聞に 田辺一鶴氏の 「 講談修羅場道場開講 」 の 記事を見つけ、 「 これだ! 」 と 心を揺さぶられ 飛んで行く。
平成17年より 認知症の義父を在宅介護。 昨年12月看取る。
平成2年11月:講談師田辺一鶴氏に入門 「 あか美 」
平成7年4月:二つ目昇進 「 鶴英 」
平成15年9月:講談協会、 真打昇進
平成18年7月:ニューヨーク公演
平成18年11月:ハンガリー公演
平成19年:在宅介護ビデオ 「 ほっとけ心のアッパレ介護 」 制作
平成20年10月:改名して 「 鶴瑛 」
自らの経験から 「 介護講談 」 という 独自の世界を 確立した。
人知れず味わった苦しみ、 講談と出会い そこに 光が見えた。
「 人にしゃべると 胸のつかえが とれる 」 そんな経験から生まれた 介護講談。
地方行政や介護グループ、 彼女は 声がかかれば どこにでも 出かける。
題材は 自分の経験や 分りづらい介護保険など。
そして 講談の後には 座談会で様々な意見が飛び出す。 苦労を語らせ楽にさせ、 それを 新ネタの材料に。
ホームヘルパー2級取得。
介護の世界に新風が吹く。