石原伸晃氏が 「 ナマポ 」 「 尊厳死 」 発言 で 波紋

9月11日のテレビ朝日系 「報道ステーション」 で

自民党の総裁選に正式に立候補を表明した石原伸晃幹事長が 「 ナマポ 」 「 尊厳死 」 発言。

社会保障政策について話す中で 突然、「 尊厳死 」 の 話題 が 登場し、

尊厳死社会保障費 が 減らせる 」 という趣旨だと 受け止める向きもあり、 賛否両論 が ネット上 に 広がっています。

その発言の概要 は 次の通りです。



古舘

これ ぜひ 具体的に お伺いしたい。

社会保障も どんどん 増えてます。

これは ある部分で切るモノは切らなくては いけない、

削るモノは 削らなくては いかないという お考えでいけばですね、

具体的に 高齢者の医療の自己負担を、 例えば 70歳から75歳までで 上げる。

或いは また 後期高齢者を どうするか、或いは また 色んな自己負担の在り方、

富裕層に対しては 自己負担率を お年寄りに 上げてもらうとか、

そのあたり具体的に お伺いしたいんですね。

間に合わないのは わかっていますから、みんな


石原(伸)

これを 今度の法律では 1年かかって 国民会議で どういう風に 負担を しようかということを 決めようという枠組みになっているんです。

こうすれば良いという個人的な考え方は あります。

しかし それは、個人の考え方だから。

その通り なるかならないか わからない。


古舘

だから そのお考えを お聞かせください。


石原(伸)

私が その場所に 行ったら、その話をさせていただきたい。 例えば。


古舘

今 言えないんですか?


石原(伸)

言えますよ、 例えば。

40万人受給者が 増えた 生活保護費。

これは 生活保護ビジネスみたいなものがあって、5万円以上の家賃を払って、タコ部屋みたいな所に押し込まれている人たちは 可哀想です。

東京都なんかは、廉価で5000円程度なんですけども、都営の住宅を 2LDKぐらいの60平米ぐらいの所を 供給している。

こういうもので 本当に困っている人たちに 衣食住 手を 差し伸べる。

やっぱり そういうモノに変えていけば、「 ナマポ 」。

古舘さんも ご存じだとは 思いますけども。

「 ゲットしちゃった 」 「 簡単よ 」 「 どこどこに行けば 簡単に もらえるわよ 」

こういうものを 是正することを 私は できると思う。


古舘

どれくらい 浮くんですか、今のお話で。


石原(伸)

私たちの試算では マイナス8000億です。

この他に まだ あります。

ただ これは 単純に言うとね。

非常に 誤解を 招きますんで。


古舘

でもね、これは 総理を 目指している・・・


石原(伸)

一言だけ 言わせていただくと、 私はね、 尊厳死協会 に 入ろうと 思っているんです。

尊厳死協会に。

やっぱり ターミナルケア

これから どうするのか。

日本だけです。

私 誤解を 招いたんです、 この発言で、

私は やっぱり 生きる尊厳。

そういうものを ですね、

いったい どこに 置くのか。

こういうことも 考えていく、

そこに 色々な答えが あるんじゃないでしょうか。


古舘

まあ、これは そうやって ある程度尊厳死を認めることで、医療費を カットするという お金の方に行くことに 誤解を受ける部分が あるから、

非常に 慎重に これからってこと なんですね。


石原(伸)

そうです、はい。

仰るとおりですよ。

これは個人の意思ですよ。


古舘

なるほど。


最初は 「 削るモノは削らなくてはいかない 」 と お金、つまり、 社会保障費を削る話 を していて、

その中で、 石原が 「 尊厳死 」 を 言い出すと、 「 医療費 を カットするという お金の方 に 行くこと に 誤解を受ける部分があるから、非常に 慎重に 」 などと フォローするあたりは

古舘も、同じ穴の狢(ムジナ)ですね。

尊厳死を増やして 社会保障費を減らそう 」 などと言う人が、もしも、総理になったりすれば、年寄りは 本当に 殺されますね。