「 年金は 隔月でな く 毎月払え 」 と 要請

全日本年金者組合 千葉県本部の機関紙 「年金者のひろば」 ９月１５日号の記事を紹介します。

組合＝年金は毎月払え

「現行で支障ない」＝市

ー社会保障充実求めた要請行動ー

　今年度の社会保障の充実を求める要請行動が終わりました。

　千葉県のＭ市での要請行動の席上、次のような場面がありましたので 紹介します。

　年金問題で 「国に対し、要請していただきたい事項」 の 中に、

私たちの要求の１つである 「年金は 毎月支給にしてもらいたい」 が あります。

　これに対して 市の担当者は、「現行制度で支障がないと考えているため、要請しない」 と 答えました。

年金者組合 ： 私たちが判断して支障があるから毎月と言っているのだ、支障がないというのは、どういう根拠か。

市 ： 年金機構に聞いた。

年金者組合 ： 年金を出す側に聞いてもしょうがないではないか。

回答は 「珍回答」 と 思う。

　市の考え方からすると、理屈上はあなたがたの給料（月給）も ２ヶ月毎で支障がないことになるが、

さらに言えば １年に１回、給料を１２ヶ月分（まとめて）払っても 支障がないということになる。

それでは 困るでしょう。

　私たちも あなたがたも 同じような生活をしている、

年金者だけ 別の生活をしているわけではない。

　参考までに 欧米の年金は 毎月支払われます。

中でも イギリスは週１回です。

市 ：　・・・・・。

　ここで　市は回答不能に陥り、時間の関係で医療などの項目に移りました。

　　　（編集部　渡辺穎助）