「高校統廃合」 の 学習会
今夜、彦根市内で「高校統廃合」の学習会が開かれました。
滋賀県教委は、彦根西高校を廃校にし、彦根翔陽高校を1学年9学級として統合するとしています。
これは、滋賀県教委が示した「適正規模の上限」すら突破しています。
少人数授業で多くの講座を開設する総合学科を9学級規模で運営することは、不可能に近いといえます。
今夜の学習会では、二つの問題点が明らかになりました。
一つ目は、彦根翔陽高校の総合学科を1学年9学級にすることは、ハード面でも、ソフト面でも不可能だということです。
特に、通学路が危険で、県教委の統廃合案を強行すると、生徒の命にかかわると指摘されました。
二つ目は、県教委は当初、高校統廃合の目的は「経費削減」 だとしていましたが、最新の案では70億円の設備投資が必要になり、
統廃合の目的が大きく変わってしまっていることです。
教育を捻じ曲げ生徒を犠牲にしてまで、巨額の設備投資により企業に大儲けさせようとする高校統廃合計画は
阻止するしかありません。