長野県下伊那郡泰阜村では「村に貢献した方に報いたい」がモットー

昨日に続き、年金者組合長野県本部の自治体訪問の報告を紹介します。

今年、最初に訪れたのは下伊那泰阜村でした。

飯田から約20キロ南に位置し、豊かな自然に恵まれた人口1911人の静かな村でした。

この村は福祉に理念を持ち

「誰もが老いて死を迎える」、

「死ぬまで健康」は幻想、

「寝たきり」や「認知」にならないなんて奇跡。

「障害を持っても人間らしい老後を送り、幸せな死を迎えるお手伝いする」ことが行政責任であるとして、高齢者福祉を取り組んでいる。


75歳からの医療費は、村の診療所で診療を受ける限り、1ヶ月4回までは500円だけ、

5回以上は無料になっています。

この支援策により村の支出は700万円から800万円が必要ですが、

「村に貢献した方に報いたい」というのが基本的な考え方であるということでした。


在宅福祉を中心において、ディサービスあさぎり館と自宅で困難な人に宅老所を兼ねた高齢者ハウスやすらぎの家12戸を擁しています。


それでも特別養護老人ホーム待機者が7人いるので、決して安心はしていないとの」ことでした。



何十年も市民税、県民税を支払い続けて彦根市滋賀県に貢献してきた私たちに対し、彦根市長や県知事も報いて欲しいものです。