こんなサークルもあります!
全国の年金者組合には、多種多様のサークルがあります。
年金者組合山梨県本部機関紙5月号に珍しいサークルが紹介されていました。
「炭焼き晋及サークル」です。
同機関紙から転載します。
「私が神奈川から山梨市に移住したのは、耕作放棄地を耕して農業の真似事をしたかったからでした。
荒れた畑を借りて農家の人と話し合う中で、果樹園や竹薮が放置されている実情を知り、「牧丘町道の駅」にある市の炭焼き窯を山梨支部として借りて、未経験ながら『炭焼き普及サークル』として始めました。
これまでに21回焼きました。
材料は不用で、邪魔になるから只で結構という桃、柿、梅、ぶどう、竹など。
太いものや細いものまで一緒に焼いたので、時には生焼けのこともありました。
でも、7割は成功しています。
材料を釜に埋めて、焚口で火を燃やし続けること4日間。
朝、晩に3〜4回ほど薪をいっぱい放り込み、後部の煙突の排煙温度が80度になれば、あとは薪をくべなくても2〜3日で煙が透明になります。
温度調節は焚口と煙突の隙間で行ないます。
そして密閉して冷めるまで一週間待って釜を開けて炭を取り出す。
上手にいけば、米袋に30袋できます。
炭や木(竹)酢の用途は無限です。
空気・汚水の浄化、畑の土壌改良、シロアリの害から家を守るなど、広く活用されています。
毎月炭焼きをしていますので、興味のある方は是非見に来てください。
ただ、いつも釜の傍にはいません。
材料集めや畑仕事をしていますので、前もってご連絡ください」
これを読んでいると情景が目に浮かびます。
何人位で作業しているのでしょうか?
女性も一緒に作業しているのでしょうか?
出来た炭は売るのでしょうか?
それにしても、実際に行うのは大変なことだと思います。
このパワーには脱帽です。