彦根市の国民健康保険は 「冷たい!」

昨日7月7日、「平和・民主・革新をめざす彦根の会」(彦根革新懇)が、総会と学習講演会を開きました。

彦根革新懇世話人には、年金者組合員から八田支部長をはじめ7人が選出されています。

新年度の活動方針に、原子力発電からの撤退、TPP反対、県議会の定数削減反対などを新たに加え、会員の拡大をすすめることになりました。

総会のあと、滋賀民主医療機関連合会(滋賀民医連)長田茂副会長から国民健康保険国保)についての講演を聴き、学習しました。

国保の現状は、国の責任放棄によって 保険料が 「払いたくても払えない」 ほど高くなり、滞納世帯に対する 「保険証の取り上げ」 がすすめられているということです。

彦根市の場合は、一般会計から国保への繰り入れ金が、一人当たり1,793円です。(2008年度)

愛荘町は17,700円、草津市は12,074円、竜王町は11,392円、虎姫町は11,351円、甲賀市は11,332円、甲良町11,157円です。

彦根市愛荘町の僅か10分の1で、県内で最下位クラスということです。

彦根市国保世帯15,050世帯のうち、滞納世帯が1,955世帯(13.0%)、保険証取り上げ(資格証交付)世帯が195世帯(1.3%)もあるそうです。(2010年度)

こうした彦根市の 「冷たい国保」 を改善するには、地域の民主団体が 地域社会保障推進協議会(地域社保協)を結成して、市民と力を合わせ継続的に運動することが重要だということでした。