彦根西高校が消える?
滋賀県教委が、昨日7月11日、県立高校の再編計画の原案を県教育委員会に示し、議決されました。
今後は、今年度内の計画決定をめざすと強気の構えです。
原案では、彦根西高校と彦根翔陽高校を2014年度に統合し、彦根翔陽高校に新しい高校を開設するそうです。
これでは、彦根西高校は、形ばかりか、名前までも消えてしまうかも知れません。
また、彦根東高校、彦根工業高校、長浜北星高校の定時制を廃止して、能登川高校に定時制の普通科を置くそうです。
彦根市から長浜市までの広い地域に住む、夜間に学ぼうという定時制高校生に、能登川まで通学させるつもりなのでしょうか。
職場と高校がこれほど離れていては、夜間に学ぶことは不可能です。
ところで、伊香高校や愛知高校が統廃合計画案から免れ、彦根市が対象になったのは何故でしょうか?
やはり、地元選出の県会議員の姿勢が影響したのでしょうか。
彦根市選出の県会議員が4人揃って、高校統廃合反対の請願に反対したのが響いたのでしょう。
年金者組合はこれまで、「地域の高校を潰さないで!」 と訴えながら、署名運動に取り組んできましたが、いよいよ、これからが正念場です。
「孫や曾孫の高校」 を守るために、市民と力を合わせて頑張りましょう!