長浜市の藤井市長が、嘉田知事に 「高校再編、白紙」 を訴え、一方 彦根市長は?

中日新聞によれば、長浜市の藤井市長は7月14日、県庁で嘉田知事に会い、 「高校統廃合について、白紙からの議論」 を求めました。

彦根西高校が廃校にされようとしている彦根市の獅山市長も・・・。 「彦根西高を守るために頑張ってほしい」


中日新聞(7月15日)記事の全文は次の通り

高校再編、白紙からの議論を 長浜市長が知事に訴え

長浜高と長浜北高の統合や、長浜北星高の定時制課程の廃止が盛り込まれた県立高校の再編計画原案について、長浜市藤井勇治市長は 14日、県庁を訪れ、県立高校の設置者である嘉田由紀子知事らに 白紙からの議論を求めた。

嘉田知事は 「原案は供給側の視点。

受け手の目線に立ったものになるよう県教育委員会にお願いしたい」と議論の深まりを約束した。

藤井市長は 統合対象校の根拠の不明確さなどを指摘し 「地元は計り知れない衝撃を受けている」 と批判。

策定中の市基本構想に教育や子育ての活性化を挙げており 「逆行している」 と嘆いた。

知事は  県教委の独立性を示し 「私は口出しすべき立場ではない」 と原則論を強調。

一方、キャリア教育や地域再生の礎となる計画にするため 「湖北の活性化に耐えられるものをつくってくださいと県教委に何度も言ってきた」 と繰り返した。

藤井市長は  「知事の思いは県教委には伝わっていない」 と譲らず 「統合対象校の校名にこだわる必要はない。

計画を議論するスタートの日にしたい」 と求めた。

30日からの県民説明会に加えて、県教委が学校長会や市教委、市町長らに説明する機会も要望した。

嘉田知事は  「保護者や市長らの需要側の目線に立って、こういう夢があるからと市長さんに乗ってもらわないと、計画はできない」 と県教委に真摯(しんし)な姿勢を求めることに意欲を示した。