年金と大震災・財政難

今日も、彦根市議会の議員さんに、年金についての請願書に協力していただくよう 訴えてまわりました。

その中で、ある議員さんは、 「 東日本大震災で財政が苦しい時なので、年金生活者も協力して欲しい 」

「 ここで、高齢者の心意気を示してもらいたい 」 と 言われました。

日本の財政難は、大企業・資産家の優遇、米軍への思いやり予算、無駄な軍事費・公共投資などが 真の原因であり、

これに目を向けず、庶民へのしわ寄せを強めるばかりでは、財政の再建は出来ません。

しかし、このことは、歴代政権も マスコミも 一切、口にしません。

従って、一般には、なかなか 理解してもらえないようです。

その上に、 「 高齢者の福祉や医療に金をかけるから財政が苦しくなる 」 とか、

「 若者が高齢者の犠牲になる 」 と いう宣伝まで 行われています。

これらに対しては、年金者組合の運動が 若者の年金を守ることになるのだということを 理解してもらうために、

幅ひろい人たちと 粘り強く話し合いを続けていくことが 大事だと思います。