小宮山洋子厚生労働相 「 年金制度改革 は 給付拡充を優先 」
今日11月12日の「産経ニュース」 が 流した、小宮山厚生労働相 記者会見の記事です。
来年の通常国会に提出する年金制度改革関連法案について、
低所得者への年金加算や受給資格期間の短縮など 給付拡充策を優先して盛り込む方針を明らかにした。
財源となる消費税率引き上げに理解を得るため 負担増加策は 極力先送りする方針を 示した発言だ。
小宮山氏は会見で 「 負担の部分は関係者の納得がいることもあって 年末に向けて検討するが、
プラスになるものは盛り込みたい 」 と 強調。
公務員が加入する共済年金とサラリーマンなどの 厚生年金の一元化についても
「 法案を来年の通常国会中には出したい 」 と述べた。
低所得者加算は、 年収65万円未満の単身高齢者の基礎年金に 月1万6千円を上乗せ支給する案。
小宮山氏は、 障害基礎年金の加算や 産休中の女性の保険料免除も 検討する考えを示した。
このニュースをどのように理解すればいいのでしょうか。
私たち国民の運動が反映したものであるという側面がある反面、
記事にもあるように、給付拡充策を優先して盛り込んで消費税を上げ、その後に負担を増加する策略かも・・・。
いずれにしても、国民の運動次第で状況を変えることが出来ることは確かなようですね。