彦根市長に要請書を提出
年金者組合が加盟する彦根地域労連や彦根市内の民主団体で構成する 「 自治体要請彦根市住民の会 」 は、
11月8日の自治体キャラバンの席で、彦根市に要請書を手渡しました。
要請書の全文は、次の通りです。
2011年10月19日
彦根市長 獅 山 向 洋 様
自治体要請彦根市住民の会
彦根市民の暮らしを守る要請書
市民の暮らし向上のため、 日々 ご努力いただいていることに 敬意を表します。
さて、毎年秋に行っています 「 自治体キャラバン 」 について、今年も1 1月8日を要請日とし、
既に 県民要求実行委員会からも 「 要望書 」 が 届けられていることと思います。
これに併せて私達、 自治体要請彦根市住民の会でも 独自の要請書を作成しましたので、
下記の項目についてご検討の上、 要請日当日に ご回答いただきますようお願い致します。
【要請事項】
1. 学校教育について
( 1 ) 中学校給食実施にあたっては、 大規模な広域給食センター方式を目指すのでなく、
福島原発事故による放射能汚染問題の教訓も踏まえて、 「 地産地消 」 を 基本とした 「 自校 ・ 直営方式 」 を 検討してください。
( 2 ) 普通教室の空調設備 ( クーラー ) を 小中学校の全学年に設置してください。
2. 高校統廃合間題について
滋賀県教育委員会が発表した県立高校統廃合計画については、 白紙に戻すよう要請してください。
また、 高校の入学定員の決定に県議会の承認が必要になるような 県の条例が制定されるよう県議会に 働きかけてください。
3. ゴミ処理問題について
処理施設の増設 ・ 建設等を行う場合は、 その必要性、 規模等 具体的な計画を 明らかにしてから行ってください。
特に、 周辺地域住民には 十分な説明を行い、 住民の同意なしに 行わないでください。
4. パス ・ 乗り合いタクシーについて
バス路線の廃止 ・ 統合は、 移動手段を バスに頼らざるを得ない交通弱者に多大の影響を与えており、 利用者の立場に立って 改善して下さい。
路線バスのない地域については、 「 愛のりタクシー 」 の 料金を一律化し、 停留所 ・ 便数を増やすことで、 さらに 利用しやすいものにしてください。
5. 原子力問題について
国民の安全や生命を守る観点から 、原子力発電から自然エネルギー発電への転換を 進めることを 国に対して求めてください。
また 、原子力発電所での万一の事故に備えて、 市内の小中学校にヨウ素剤を配備してください。
以 上