野田首相の年頭所感

朝日新聞によれば、野田首相は次のような年頭所感を発表したそうです。


 野田佳彦首相は1日付で年頭所感を発表し、昨年末に政府税調が決めた税と社会保障の一体改革案について 「 しっかりと具現化させていく 」 と 強調した。

また、 「 議員定数の削減問題に 『 力こぶ 』 を 入れて取り組んでいく 」 と 語り、 併せて歳出削減にも努める考えを示した。

 東日本大震災からの復興について、 首相は 今年度 第3次補正予算の成立や 東京電力福島第一原発の原子炉で冷温停止状態を達成したことを挙げて、

「 復興を力強く推し進める 『 仕組み 』 が 整った 」 と 指摘。

そのうえで、 「 新たに 設置する復興庁を司令塔として、 震災復興と福島再生は これから大きくスピードアップさせていく 」 と 訴えた。

 最後に、 2012年を 「 日本再生に歩み始める最初の年 」 と 位置づけた。

その上で、 「 日本再生という使命を 国民の皆さまと共に考え、 挑み、 実現していきたい 」 と 結んだ。


野田首相のいう 「 国民の皆さま 」 と いう言葉は、 「 アメリカ ・ 財界 ・ 官僚 」 と 読み替えると、 彼の本音を正確に理解できます。

2012年を 「 日本再生に歩み始める最初の年 」 に するという中身は、

アメリカ ・ 財界 ・ 官僚 』 再生に歩み始める最初の年 」 と いうことでしょう。