雇用期間延長 KBS京都 100人勝利の報告集会

年金者組合 彦根・愛犬支部の地元 「 彦根市 」 には、 AMラジオ放送局 「 KBS滋賀 」 が あります。

この 「 KBS滋賀 」 が 経営合理化のため 閉鎖の危機に陥った 2006年7月、

「 ローカル放送を守ろう 」 との趣旨で、 「 KBS滋賀リスナー会議 」 を結成しました。

この結成の中心になったのが、我が 彦根 ・ 愛犬支部 の 年金者組合員 でした。

民放労連 京都放送労働組合と 「 KBS滋賀リスナー会議 」 の 運動によって、

現在も 「 KBS滋賀 」 は 存続しています。

最近、 「 KBS滋賀 」 の 親局である 「 KBS京都 」 で、

アルバイト 100人の雇い止めを 撤回させ、 1年間の雇用継続を 勝ち取りました。

今日の 「 しんぶん赤旗 」 の 記事を 転載します。

雇用期間延長 さらに前進を  KBS京都 100人勝利の報告集会

 民放労連 京都放送労働組合は 23日、 KBS京都で働く アルバイト職員100人の雇い止めを 撤回させ、 1年間の雇用継続を かちとったたたかいの勝利報告集会を 京都市上京区で 開きました。

組合員や支援者らが かけつけ、 非正規労働者の切実な要求を さらに前進させようと 決意を 交わし合いました。

 雇用継続となったのは、 報道カメラマンのアシスタントや 庶務など常勤アルバイト 22人と 番組のアルバイト78人。

集会で 喜びを かみしめていました。

 報道部で テレビ放送の字幕や絵などのテロップをつくっている男性 ( 29 ) は 「 雇用を 延長してもらえれば、 職場での スキルアップ(技能向上)が できると思います。 頑張っていきます 」 と いいます。

 蔵内伸一委員長は 「 さらに2年 、通算5年間の雇用期間延長へ 雇用の安定と生活の向上を はかっていくために これからも 奮闘しましょう 」 と あいさつ。

古住公義副委員長は、 14人が 組合に加入し 労資交渉を重ねた経過を報告。 「 昨年末の交渉で 見事に 雇用延長を かちとり、 今春闘の要求として 時給1100円を 会社に求めていく 」 と 表明しました。

 民放労連の井戸秀明副委員長、 京都総評の梶川憲事務局長らが 来賓あいさつしました。


(写真)KBS京都の雇い止めを撤回させ喜ぶ人たち=23日、京都市