後期高齢者医療制度の保険料を大幅アップ

去る2月21日に、 毎日新聞の記事として紹介しましたが、

NHKも今夜のニュースで、 滋賀県後期高齢者医療制度保険料が大幅にアップされると報じました。(こちら

75歳以上の保険料改定

75歳以上の、 お年寄りが加入する後期高齢者医療制度は 4月から保険料の改定が 行われ、

滋賀県は 高齢化による医療費の増加などにより、

平均で 今より 10%近く、 額にして 年間 5569円 上がることに なります。

75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度は、

所得などに応じて収める保険料が 2年に1度、 改定されることに なっており、

制度を運営する滋賀県後期高齢者広域連合は 今後の医療費の伸びの見通しなどをもとに 今月、 ことし 4月から2年間の保険料を 決定しました。

それによりますと、 保険料は 平均で 今より 9.94% 上がり、

額にしますと、 年間 およそ 5万6049円 と なっている保険料が 5569円 上がって 6万1618円 に なります。

今回の大幅な上昇は、 高齢化の進展で 医療費の増加が 見込まれることや、

今の保険料は、 改定時に 国からの指示で 基金を取り崩すなどして 上昇を抑制したことが 主な要因と いうことです。

また国では、 保険料の上限についても 医療費が 増え続ける中で、

所得が高い高齢者には 応分の負担を求める必要があるとして、 今の 50万円 から 55万円 に 引き上げることに しています。