「 KBS滋賀リスナー会議 」 が 市民集会

「 KBS滋賀 リスナー会議 」 を ご存知でしょうか?

「 KBS滋賀放送局 」 は 1960年 に 滋賀県初の民間放送局として 彦根市内 に 開局しました。

それ以来 52年間、 滋賀県民 に 親しまれ、 育てられ、 いまも 彦根市内 の スタジオから 番組 を 放送しています。

しかし、 地方経済の疲弊から 地元スポンサーの宣伝費 が 激減し、 ラジオ放送の広告収入 も 減少するばかりです。

そこで 経営者は、 これまでに 何回も、 彦根のスタジオ を 閉鎖し、京都スタジオの番組 を 垂れ流そう と 画策してきました。

これに、 待った を かけたのが、 京都放送労働組合彦根市民でした。

「 KBS滋賀 」 の 電波 1215キロヘルツ は、 滋賀県民のものであり、 KBS経営者の都合 で 京都の番組 を 垂れ流すことは 許されない、

滋賀県 は 京都の植民地ではない 」

滋賀県民 に 与えられた電波 1215キロヘルツ は、 滋賀県民のための番組 に 使うべきだ。

このような理由で、KBS滋賀放送局の閉鎖 に 反対し、

滋賀県 に 地元密着の豊かな放送文化 を 作ろうということで 結成されたのが、 市民団体 「 KBS滋賀 リスナー会議 」 です。

「 KBS滋賀 リスナー会議 」 は 「 京都放送労働組合 」 と 力を合わせて、これまで 度々、 経営者が 「 撤退 や 閉鎖 」 を 打ち出すたびに、

民集会 や 署名活動 を 展開し、「 KBS滋賀 」 を 守り続けてきました。

年金者組合 彦根 ・ 愛犬支部 の 中川むつ子さん が この会の代表を 務めて 奮闘しています。


「 KBS滋賀 リスナー会議 」 と 「 京都放送労働組合 」 が 9月25日、 「 KBS滋賀 を 考える集い 」 を 開くことになりました。

当日は 、素晴らしい番組 を 数多く 手掛けて来られた 放送作家石井彰さん も 来られ、

地域放送局のあり方について 提言 を してくれる予定です。

滋賀県の放送文化を守るために、多くの皆さんが参加されるようお願いします。