どうなる? 県立高校再編問題

報道によると、滋賀県教委は9月24日の県議会で、彦根、長浜両市の各2校の統廃合時期は、

当初予定の2014年度から2016年度へ2年間先延ばしする方向で検討していることを明らかにしました。

そんな中、長浜市の藤井市長は昨日26日、県庁を訪れ、嘉田知事に意外な提言書を手渡しました。

この提言書は、長浜市内に普通科の高校を新たに設置する場合、

JRの駅から歩いて通える利便性が高い場所に校舎を設置することや、

市内に中高一貫教育の学校を設置することなどを要望しているのです。

これまで長浜市長は、高校統廃合に反対しているように見えましたが、

唐突にも統廃合を前提にして移転先を要望し始めたのです。

県立高校統廃合に反対する運動は、いよいよ正念場を迎えることになり、

基本に立ち戻り、生徒や保護者に依拠した闘いを進めることが重要になってきます。