「八日市国民学校時代を語る集い」

アジア太平洋戦争開始から一層軍国主義一色に染められた国民学校と学徒勤労動員について

体験者の話を聞く催しの案内が届きましたので紹介します。


八日市国民学校時代を語る集い」

12月9日(日)午後1時から3時まで

金念寺ホール(東近江市八日市金屋2−3−15)

八日市国民学校に大村永煕さんという少年が在籍していました。本名を韓永煕さんといいます。

韓さんは現在83歳、大韓民国安養市でご健在です。

この夏、滋賀県立大学の河講師が、戦時中の滋賀県での朝鮮人労働の実態を調査するために、韓国で韓さん等から聞き取り調査を行いました。

その際、韓さんから「八日市国民学校の同窓生や学徒勤労報国隊員として岡崎産業で一緒に働いていた人達の消息がわかったら教えて欲しい」という申し出がありました。

そして河講師から依頼を受けた真野と鈴木悛亮さん(郷土史家・金念寺住職)が関係者に呼びかけて上記の「集い」をもつに至りました。

当時の思い出を自由に語り聴く集いにしたいと思います。

また、当日は現在の韓永煕さんを紹介したビデオを上映します。

八日市国民学校の生徒だったご本人やゆかりの方々はもちろん、お話を聞いてみたいと希望される方々のご参加をお待ちしています。

なお当日の様子の一部は収録・編集して韓永煕さんに送り日韓交流の一助にしたいと思いますので予めご承知おき下さい。

お問い合わせは

滋賀県立大学 河かおる研究室  0749 28 8543

真野生道(東近江戦争遺跡の会) 090 6316 9774


12月4日付け「滋賀報知新聞」に掲載された記事