高校再編計画説明会は反対意見ばかり

滋賀県教委は、今日7月31日(日)午前10時から 「ひこね燦ぱれす」 で、高校再編計画の説明会を開きました。

会場には、市民、教師、PTA、同窓会などの約60人がつめかけました。

年金者組合員の顔も多数見られました。

冒頭、末松史彦教育長が 「今回の再編計画は、魅力ある学校づくりをするためのものなので協力してほしい」 などと、下を向いて早口でボソボソ話していましたが、殆んど聞き取れませんでした。

続いて、担当者が説明したが、これも聞きづらく内容が分らず、参加者をいらいらさせていました。

フロア発言に対する答弁も、小声で早口なので分らないままでした。

堪らずに、年金者組合彦根愛犬支部の八田光雄支部長が発言。

「教育長の発言から始まって聞き取りにくい。

30分もの説明をいらいらして聞いていた。

マイクが悪いのかと思ったら、こちら側の発言はちゃんと聞こえる。

もうちょっと聞き取りやすい話が何故できんのか。情けないなあ」


「私は教育改革と称するものの被害を受けてきた。

教育改革というのは実際は教育改悪だ。

要するに、上からの改革は良くない。

直すなら、滋賀県の高校教育予算が全国で45番目と非常に少ない。

そこを正すべきでないか。

私は30年程、彦根西高校で教師をしていた。

その時も、今も彦根西高は良い学校だと思っている。

それを何故狙い撃ちにするのか。

生徒が減ると言うが、今後10年は減らない。

教育にこそ金をかければいいんですよ。

一人ひとりの子どもを大事にする。

こういうことをするべき時に何故こういうことをするのか、どうしても分らない。

勿論、答弁を聞きたいが、先ほどから聞き取りにくい。

あんな声を聞いても腹が立つだけだから答は無くてもいい。

それより、もっと皆の意見を聞いて下さい。

彦根西高を無くさないでくれ』 という声が圧倒的に多いんですから


この後も、県教委幹部は、30年後には生徒数が減るとか、小規模校では切磋琢磨できないとか、既に破綻した理由をボソボソと小さな聞き取りにくい声で繰り返していました。

それにしても、県民、父母、教師を上から見下し、司会者が独善的な進行を押し付けるなど、県教委の横柄な態度が丸出しの説明会となりました。