県庁前に杭が打ち込まれた真の理由は?

昨日、私たちが県庁前で後期高齢者医療制度の完全撤廃を求める「怒りの集会」 を 行おうと行ったところ、

過去28回も集会をしてきた場所の周囲に杭が打ち込まれロープが張られていました。

昨日の集会で、県高齢者運動連絡会の石坂昭典会長が、この間の経緯を次のように説明しました。

皆さん方、今日ここへ来られて 「これ、どうなってるんや」 と お思いだと思います。 その通りです。

前回 10月15日の 「第28回怒りの集会」 の 時に、県からいきなり 「この場所では集会するな。 警察を呼ぶぞ。 障害者の車も 置いたらアカン」 このように通告、威嚇されました。

よくよく聞けば、県が 9月18日に 「県庁舎等管理規定」 を 作ったから、そういうことを言っているんだというのことが分かりました。

しかし、10月15日は、予定通り 「怒りの集会」 を 実行致しました。

 その後、 「県と色々話し合いをせんとあかんな」 という思いから 11月28日に、 県総務課長さんを含め職員さん3人 と 話し合いました。

その結果、 「陳情含めた集会であれば OK」 という返答がありましたので、 12月14日には 「予定通り、この芝生の上でやる」 ということを通告して帰ったところです。

ところが、 先週の土曜日に、 ご覧のように 杭が打たれて ロープが張られたのです

そこで、 今日 11時過ぎに 総務課に行きまして 「何で そういうことを するのか」 と 問い質したところ、

「皆さん方の運動を妨害する気はありません。 あくまでも、 芝生を この時期にきちんと管理せんとあかんから」 と いうことでした。

皆さんの中には、 「これは 集会を 妨害するためだ」 という思いの方も おられるかも知れません。

しかし、我々代表は 「杭が打たれてロープが張られたのに、 それを またいで入るということは、非常識かな」 という判断をしまして、

急遽、「じゃ芝生の横で 集会はやりますよ、集会は必ずやる」 ということで 今日は 別れたところです。

いま、県の総務課長さん等が、この状況を見ておられますので、今後 どういう判断されるか 分かりませんけれども、

我々は、「言論、表現の自由で保障された集会を行い、私たちの願いを政府に届ける、政治に届ける、これは 正当な権利である」 と 思っておりますので、

今後も、こういう立場で 頑張っていきたいと 思っております。